


こんにちは。
今回は少しこれまでのことをまとめてみます。
大気汚染に対する指標植物の代表として、コケが選ばれました。
最初に野外観察があり、つぎにその観察結果に対する理由づけがなされ、実験的に証明するというのが科学のススメ方です。
しかし、実験的証明ができれば研究が終わってしまうものではありません。
さらに多くの観察を積み重ねることが大切でしょう。
とくに生態学は枚挙の学問です。
できるだけたくさんの事実を調べ、その中にある共通点や統一性を求めることが本質といえるでしょう。
環境汚染に関しては、まだまだわたしたちの知らないことがやまほどあります。
何が正常で何が異常か・・・。
これすらもわかっていない場合が多いというのが現状です。
環境汚染の問題に対して、わたしたちがしなければならないことは、何がどう違うかということにあります。
たとえば、ケヤキの落ち葉についても、個体によってどう違うのか、地域によってどう違うのか、年によってどう違うのか・・・
本当のことは、まだ何もわかっていないのです。
